マンションを売る時のスケジュール設定について

何らかの理由でマンションの売却を検討している人は少なくありませんが、実際に売却するための流れがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。特にマンションの売却でのスケジュールはどのように組めばいいのか、どのような流れになるのか知りたいと考えている人は多いようです。

そこで、今回はマンションを売る時のスケジュールや設定に関するポイントをご紹介します。

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マンション売却の一般的なスケジュール

マンションを売る際の一般的な流れやスケジュールは、まず不動産会社に査定申込をするところから始まります。査定申込は1社だけではなく複数の会社に申し込む人が多く、査定結果を踏まえて契約する不動産会社を決定し、媒介契約をすることになります。

この期間は早くても1週間、遅くても2か月程度となっていることが多く、契約した後は不動産会社の方で販売が開始されます。販売開始から買い手がつくまでの期間は決まっていないものの、目安のスケジュールとしては1か月から3か月程度だと言われています。

こうして不動産会社に仲介してもらって売買契約が結ばれた後、手付金の受け取りと引き渡しの準備を行って引き渡しとなります。契約が結ばれてから引き渡しまでの期間も1か月から3か月間程度が目安となっているため、総合的にマンション売却までにかかる期間は最短でも2か月、遅くても8か月程度です。

そのため、マンションを売る際のスケジュールを組む時にはこの期間を目安にして設定すると良いでしょう。

マンション売却はスケジュール設定が重要

このように、一般的なマンション売却の流れやスケジュールは決まっているものの、何月ごろに査定を依頼するのか、何月までに売買契約を成立させていくのかという個々のスケジュールは自分たちで設定していくことになります。

もちろんスケジュール通りに進まないこともありますが、それでもある程度の目安を決めておくことはマンション売却をする時に重要だと考えられているのです。その理由として挙げられるのは、余裕を持って対応することができるという点です。

例えば、スケジュールを決めずにマンション売却を始めてしまうと、不動産会社がすぐにマンション価格を下げてしまった時に不安を感じやすくなります。また、マンションがなかなか売れないなど思っていた通りに事が進まないときにも不安になってしまいますし、不動産会社を変更した方がいいのかどうかなど様々な点で頭を悩ませることになってしまいます。

このような焦りや不安を事前に防ぐためには、マンションを売る前に段取りやスケジュールをある程度設定しておく必要があります。スケジュールを組んでおけば、様子を見て細かな部分を調整していくだけでいいので焦りや不安を感じにくくなるからです。

他にも、実際にマンションを売りに出して市場での様子を落ち着いて観察することができるというメリットもあるので、まずはスケジュールを組んでからマンションを売ることがおすすめです。

スケジュールを設定する際のポイント

実際にマンションを売るためのスケジュールを設定する際のポイントとしては、あまりきっちりとした計画を立てないことが挙げられます。マンションを売るためのスケジュール設定はした方がいいのですが、不動産取引はマンションの需要やお金の準備があるほか、買い手がつかなければ成立しないものですから全てを自分たちの都合だけで進めることはできません。

そのため、あまりきっちりと細かくスケジュールを設定してしまうと後から調整することが難しくなりますし、大きくスケジュールが変わってしまった場合に対応できなくなってしまいます。その都度調整できるように、大まかに作成しておくのが良いでしょう。

また、マンション売却の目安としては最短を目指すよりも半年以降を目指すようにしておくとある程度余裕を持って対応しやすくなります。そのため、スケジュール設定も半年を目安にある程度決めておくことがおすすめだと言われており、住み替えの場合は新築の購入とマンション売却のどちらを優先するのか考えながらスケジュールを考えておくことも必要です。

特に不動産会社側の目的によってはスケジュールの立て方が異なってくるので、その点も踏まえておくことが大切だと言えます。

住み替えでマンションを売る際のスケジュール設定

人によっては自宅を新しく購入するためにマンションを売ろうと考えているケースもあるでしょう。このような場合はゆっくりスケジュール設定をしていると自宅の購入も遅れてしまうため、全体的なスケジュールの調整が難しくなってくることがあります。

このような場合のマンション売却のスケジュールとしては、まずマンション売却が優先されるのか新築購入が優先されるのかが重要です。例えば、新築を購入する資金としてマンションを売ったお金を充てる予定になっている場合、マンションの売却を早く完了させる必要があります。

そうなると半年でスケジュール設定をしていては間に合わないので、最短で売れるようにスケジュール調整していきます。すでに新築購入の資金が手元にあるのであれば、マンション売却は半年ベースでスケジュール設定していけばいいですが、それでもある程度早めにマンションが売れた方がローン返済に充てることができるというメリットもあります。

そのため、住み替え目的でマンションを売るのであれば、スケジュール設定は半年ではなく3か月ベースで検討することがおすすめです。

スケジュール設定はシミュレーションも大切

このように、マンションを売る際にはスケジュール設定をしていくことが大切ですが、実際に設定しようとするとうまく行かないと悩んでいる人もいますよね。そんな人たちにおすすめなのが、マンションを売る流れやスケジュールをシミュレーションしてみることです。

例えば、査定の段階のスケジュール設定をする場合、いつまでにどの程度の売り出し価格で契約したいのかをシミュレーションします。この時、理想通りの売り出し価格で契約できるパターンを想定するだけではなく、理想より売り出し価格が低かった場合も想定してスケジュールを複数組んでおくことがポイントです。

他にも、買い手が決まった時にはいつ頃までに引き渡しを検討するのか、そもそも買い手がつかなかった場合はどのように対応するのかなど、様々な状況をシミュレーションしておくとスケジュール設定がやりやすくなります。

それでもスケジュール設定がうまく行かないという場合は、専門家に相談するなど第三者の手を借りることも大切です。